この記事を読むと

・CCTって何なの?
・わざ2ってどのタイミングで打つのが一番いいのかな?
・CCTって結局よくわからないんだよね…
なんて疑問が解決します。
この記事を読む前に「カウンティング」を習得しているとより理解が深まります。
バトル中に戦局を大きく左右するわざ2。
その発動タイミングってどのタイミングが最適なのでしょうか?
一見、いつ打っても変わらないように思えますが
適当に最速でわざ2を打っている方は実は損をしている可能性があります。

最速が一番いいんじゃないの?最適なタイミングってどんなよ?
その答えがCCTを理解するとわかります。
カウンティングに並び、GBLで勝つための大事な基礎技術ですので、頑張って習得しましょう。
CCTとはどういうもの?
CCTは(Cycle Control Tactics)の略で、訳すと周期コントロール戦略になります。

周期をコントロール…?なんか難しくない?
字面はまったくもってその通りですね。難しいです。
いったん頭から忘れましょう。
GBLにおけるターン
GBLのわざ1にはターン数という概念があることはご存じでしょうか?
1ターン0.5秒で、1ターンわざ(りゅうのいぶき等)から5ターンわざ(現況ではやきつくすのみ)があります。
みんな違うわざを使えるのが、ポケモンの面白いところですよね。
ここで例をあげてみましょう。
実際のバトルでは1ターンわざvs3ターンわざなんかのターン数の違うわざがぶつかる事が多々あります。
このぶつかる展開を横軸を時間として、図示してみました。

チャージビームを1発撃つ間にりゅうのいぶきを3発撃てる事がわかりますね。
そして、1ターンわざ(いぶき)はわざの切れ目が沢山あり、わざ2の発動できるタイミングが3ターンわざ(チャービ)よりたくさんありますね!
そうすると

わざ2が打てるタイミングが沢山ある中で、どのタイミングで打つのが一番適切なの???
という疑問が出てきた方、CCTに一歩近づきました。出てない方、今出ましたね。(圧)
これからどれが一番適切か考えていきましょう。
わざの差し込みについて
先ほどの例は3ターン毎に同じことの繰り返しですので、1~3ターンを抜き出してみます。

そして、いぶき側のわざ2が発動可能なタイミングを赤字の①~③で図示してみました。

さて、ここで問題です!!①~③のどこでわざ2発動するのが適切でしょうか?

そんなん簡単!③でしょ!
となった方、お付き合い頂きありがとうございます。ちょっとだけ不正解です。

なんでや!!
となった方、許してください。なんでもしますから。
後出しになって卑怯ではありますが、GBLには「わざの差し込み」という概念があります。
これは何かというと
「わざ2の発動には微小なターンがかかる場合があり、その隙に相手のわざ1が発動してしまう」
現象の事をいいます。
文字だけではわかりづらいですね。先ほどの③で打った場合の例を図示してみましょう。
いぶき側のわざ2の発動タイミングを赤くしてみました。

わざ2発動の微小な時間のせいで、同時にチャージビームが1発発動してしまっているのがわかりますね。
言い換えると、わざを差し込んだことで、チャージビーム側はわざ1回分丸々得ができてしまっています。
いぶき側がわざ2を打って試合が決着するのであればよいですが、
そうでなければ
- 相手のわざ1のダメージが余計に1発入ってしまう
- 入ったわざ分相手がエネルギーゲージを貯めれてしまう
といったような最悪な事態になってしまいます。
これからわかるように「わざを差し込まれる」事はなるべくなら避けたい事態ですね。
CCTの考え方

じゃあ、結局さっきのはどのタイミングで打つのが適切なんだよ?
なんて思われた方、色々回りくどくてすみません。
先ほどの例でいうと②のタイミングが正解です。

このタイミングで打つことによって
「相手が得してしまうターンを最小化できる」
からです。
先ほどの①や③で打った時ともう一度比較するとよりわかりやすいです。


どうでしょう?一目瞭然ですね。
ここまでの話を全てまとめて
「相手に差し込みさせるリスクを取らない かつ 相手が得するターンを最小化させる」
これがCCTの基本的な考え方です!
どうでしょう?この記事の始めにに言っていた「周期をコントロール」している感じがしませんか??
CCTの考え方についてはここまでです。
考え方の理解が出来れば、あとは〇ターンvs×ターンの色んな場面についてのCCTのパターンを実践を交えて覚えるだけです。
がんばっていきましょう。
CCT一覧
CCTの技回数についての一覧表を あなご様 が作成しております。
※この他にも、レジェンドへの近道のようなコンテンツを沢山出しておりますので、GBL上達したい方は是非、チャンネル登録する事をおすすめしております。⇒ youtube (数あるyoutuberの中で私一番のおススメです)

表の中の数字回数わざ1を打った後にわざ2を打てば、先ほどご説明をした
「相手に差し込みさせるリスクを取らない かつ 相手が得するターンを最小化させる」
タイミングになります。
これを片手にyoutuberのプレイ動画を見ながら、どのタイミングでわざを打っているかを勉強すると良いと思います。
しかしながら、

こんなに沢山場合があってどこから覚えたらいいか…
そう思われるのも無理はないかとは思います。そんな方は、この中で特に頻出である、
- 2ターンわざvs3ターンわざ
- 2ターンわざvs4ターンわざ
- 3ターンわざvs4ターンわざ
ここからまず覚えていきましょう。
先ほども言いましたが
「相手に差し込みさせるリスクは取らない かつ 相手が得するターンを最小化させる」
これを意識しながらやりましょう。
慣れてタイミングを一度体に染み込ませてしまえば、あまり考えずともできるようになるスキルですので、
最初は大変かとは思いますが、頑張っていきましょう!!
最後によんでね
今回、文中で問題を出しているときに③の答えに対して「ちょっと」不正解という表現を使っておりますが、
これは「差し込みが発生しない場合」もあり「現状差し込みのするしないが運ゲー」であるためです。

どう転がってもナイアンクオリティなゲームでありますので、CCTはその運に振り回されない安定性を取る行動だと思ってください。
もちろん、差し込みリスクを承知の上で、意図的にわざ2の同時発動を狙ったり、TPEを決めてアドを狙いにいく戦略も存在します。
ですが、これはCCTとカウンティングをしっかり理解した上での行動でなければ単純な負け筋(=負ける可能性を生み出すアクション)に繋がります。
また、それはそれで後に解説させていただこうと思いますので、初心者の方はまずCCTの習得に集中することをおすすめします。
おわりに
今回「初心者が理解しづらいけどバトル中で重要なスキルNo1」のCCTについて解説しました。
できるかぎりわかりやすくなるように手順を踏んでみたのですがいかがでしたか?
CCTや差し込みはバトル1戦の中で積み重なることによってそのバトルの勝敗を左右するレベルの大事な技術です。
カウンティングと同じく、積み重ねてマスターすることがレジェンドへの近道です。
「あと1発わざ2が打ててれば勝ってたのに…!!」なんて試合、ありますよね。
それを勝ちに出来る可能性がある一歩を踏み出してみませんか?

逃げてもレジェンドを目指す上で絶対に必要になるスキルなので、習得は早いうちから!
頑張っていきましょう!